兵(つわもの)どもが夢の跡

   夏草や

   つわものどもが

   夢の跡

 


 源義経を偲んで松尾芭蕉が詠んだ句らしいです。

 

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 私の勝手な解釈も含めて語ると、どのような人生を送ろうともいつか人は死に終わりが来る。何か残そうとあがく人もいれば、ただひっそりと生きて死んでいく人もいる。

 


 しかし長い時間の中で見ると只々「人の人生は儚い」そう思います。

 


 「今幸せか?」と聞かれたら「はい」です。

現在40歳になり鬱を煩い貧乏暮らしで彼女もおらず人生も諦め引きこもり。20年前の「野心旺盛で自信家」だった私からしたら想像も及ばないことでしょう。

 なぜ幸せと思えるか?「感じるか?」のほうが正確な表現かもしれません。これを語ると本一冊になるので簡潔にまとめると「成功、挫折、恋愛、失恋、絶望、渇望、etc...」色んな経験や葛藤が入交り結果「運よくそう思えるようになった」という事だと思います。

 


 20年前に知ったら絶望してしまうような生活でしょう。しかし今の私からしたら「毎日好きなアニメを観て、ゲームをして、Twitterをして、たまにおいしいものを食べ、たまに外出する。」幸せです。

 


 おそらくそういう小さな事に幸せを感じられるのは人生に満足し、諦めがついたからでしょう。ただそう思えるようになるまでにはやはり想像を絶するような絶望や悲しみを味わったと思います。(過去のブログ参照)

 


 まとめに入ります。。夢を追いかけたり恋をしたり色々あるでしょう。当然そういう物も大切ですが、先の事は分からないし、「いつか終わりが来る」のですからあまり囚われすぎて今の小さな幸せを感じれないようにならないようにしましょう。将来の事を考えつつも「今日が人生最後の日」くらいの気持ちで今を楽しんでください。人の人生は儚いのです。

 


 (ぽむちゃん今日退職されたとのこと。お疲れさまでした。今後の人生に幸ありますように)