最悪だな思わないで第2弾

この話は自分でも最悪だと思うし人間性をうたがわれそうだが「謝罪の気持ち」と「自分への罰」としてあえて書こう...でも最後にちょっと言い訳しようかな(;´∀`)

 

  あれは私が20代前半の頃。

 長野県で20代半ばの人妻「Mさん」と恋に落ちた。

 私は神戸に引っ越すことが決まっていたがMさんを「もしよければ旦那と別れて一緒に来ないか?」と誘った。 Mさんは旦那と不仲だった事もあり離婚して仕事も辞め神戸に来ることになった。

 

  一足先に私は神戸に行き部屋を借りて新しい生活を始めた。Mさんは長野県出身で今まで地元から離れて生活した事が無く、離婚や退職の手続き、家族の説得などに時間がかかるため暫くは私一人での生活である。

 

 当時の私は寂しがりやでMさんと会えない生活は苦痛だった。それに耐えかねた私は普段はしない「ナンパ」をしたら可愛い娘「Kさん」が引っ掛かった。当時の私は惚れやすかった。【現在も若干惚れやすいが、逆に一人が好きになったので恋をして精神的ダメージを食らわないように気を付けている】

 

 そんな私は上流の川の水が流れるが如き速さでKさんと恋に落ちた...しかしMさんが神戸に来る日は近づいている。既に離婚して退職しているとのこと。私はMさんに「来ないでくれ」という一言が言えなかった...

 

 Mさんが私の部屋に引っ越してきた。だが私の気持ちはKさんに染まっておりほとんど部屋に帰ることはなかった。ある日、部屋に帰るとMさんが部屋の隅っこで泣いていた。

 私の言葉を信じ、すべてを捨てて一人知らない土地へ来たのだ。当然友達どころか知り合いさえいない。なんてことだ..

 

 荷物をまとめ、いつ帰るかもわからない私を一人寂しく待ってたのだろう。 Mさんは「私返るね...」と小さい声でつぶやいた。

 私は「分かった...」と一言だけ返した。

 

 Mさんはそのまま何も言わず泣きながら部屋を出て行った。そんな彼女に私も何も言えなかった。それがMさんとの最後だった。

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 最後に言い訳しようと思っていたが書きながら苦しくなったので終わり。          

                「当時の私よ、死んでくれ...」